荒木雅博(中日ドラゴンズ) 33本
~2017/6/3時点
2000安打おめでとうございます。
守備、走塁のスペシャリストが大記録を達成しました。
達成が迫っている節目の記録を挙げますと、
・ 400盗塁まであと24
・1000得点まであと63
・ 500打点まであと40
・ 300犠打まであと19
このまま試合に出続けて、ぜひ達成してほしいです。
2017/6/3時点での各記録順位
・安打数 2000(歴代48位)
・盗塁数 376(歴代11位)
・得点 937(歴代51位)
・打点 460(歴代200位圏外)
・犠打 281(歴代11位)
守備での名誉ある賞「ゴールデングラブ」は、セカンドで6年連続(2004-2009)、6回獲得しています。
セカンドでの6回は、辻発彦(元西武ライオンズ)の8回に次ぐ、第2位となります。
打って走ってはたまた送ってとなると...
2000安打&400盗塁の達成者は過去3名(日米通算記録者も含めば過去5名)しか達成していない大記録です。
この5名のうち犠打が200を超えているのは荒木選手だけです。1番バッターとしてだけでなく、2番バッターとしてチームのために送りバントも数多くこなしてきたということがよくわかりますね。
もし2000安打&400盗塁&200犠打となれば、日本球界で誰も成し遂げたことがない記録となるのです。ましてや300犠打を達成するとなれば、ほぼ破られることがないでしょう。
400盗塁&300犠打、ぜひ達成してほしいです!
ホントスゴイ選手です
本塁打数33本、年間平均にすると1.5~1.6本という数字です。年間最多本塁打数は4。
通算打率も0.268(2017/6/3時点)。
過去規定打席数に達して3割以上を記録したのは2006年の1回のみ(3割ジャストだった)。
なんと、プロ入り5年間でのヒット数は15本。
輝かしい記録の裏で、実は飛び抜けた数字がなくコツコツ積み重ねたという言葉が正に当てはまる非常に素晴らしい選手であるといえます。
チームの野手で最年長となった今も、30m走でチームで1番速いといったようにスピードは衰えていません。
「シーズン中、1塁へ全力疾走することで体力を作っている」といった発言からもあるように常に努力する姿勢は素晴らしいです。
昔から、野球は乱打戦で点数が入りまくった方が面白いと思っていましたが、落合野球すなわち守り勝つ野球のなかで、守備を見るのが楽しいと思わせてくれたのが、常にセカンドにいた荒木選手でした。
これからもドラゴンズブルーの2番がグランドを躍動する姿を楽しみにしています!