最長 206勝
(レスリング 吉田沙保里選手)
記録に残っているもののうち最長なのは、この206勝になります。(個人戦のみの集計、wikipediaなどによる)さすが霊長類最強というべき数字です。ケタが違い過ぎていいようがありません。
いま大注目の将棋の藤井聡太四段残念でした。29連勝、しかもデビュー戦からの記録なのでなおさらスゴイのひとことです!今後も注目しています。
日本人の連勝記録
山下泰裕(柔道) 196勝
沢松和子(テニス) 192勝
渡辺長武(レスリング) 189勝
伊調馨(レスリング) 189勝
国枝慎吾(車いすテニス)106勝
田村亮子(柔道) 84勝
双葉山(相撲) 69勝
白鵬(相撲) 63勝
堀口恒男(ボクシング) 47勝
田中将大(野球) 34勝(日米通算)
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実力もさることながら、すごい精神力の持ち主だと思います。プレッシャーや周りの雑音も相当すごいですしね。
ちなみに日本プロ野球の記録は1954年の南海が記録した18連勝。大リーグでは1914年にジャイアンツが記録した26連勝です。共にかなり前に記録されたものになります...
連勝する確率
勝つ確率をp、連勝数をnとした場合、pのn乗が連勝する確率となります。
例えば、勝つ確率が1/2(50%)なら
・2連勝する確率 ⇒1/4 =25%
・3連勝する確率 ⇒1/8 =12.5%
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・10連勝する確率 ⇒1/1024 ≒0.1%
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・29連勝する確率 ⇒1/536870912 ≒0.000000186%
すなわち29連勝する確率は約5.37億分の1。もう天文学的数字です...ちなみにサイコロで11回連続で同じ目が出る確率は約3.63億分の1となります。
もし勝つ確率が70%だった場合、29連勝する確率は約0.0032%で。約31057分の1。これでも相当あり得ない数字です。
もし勝つ確率が90%だった場合、29連勝する確率は約4.71%で。約21分の1。
勝つ確率がここまで高いと、連勝する確率も相当高い数字となってきます。
30000分の1とは
3万回のうち1回という確率。下記のようなものがあります。
・オスの三毛猫が生まれる確率
⇒かなり珍しいため、2000万円以上の値がつくことも
・基礎研究で探した新薬候補が実際に発売できる確率
⇒新薬が世に出る確率は相当低いんです...
あくまで確率に過ぎませんが、物事の稀有さを判断する良い指標になります。