便座掃除ウェットシート
~ネットリサーチ「オピネット」2015/1/19-1/26調査 回答数2106件
掃除はなかなかやる気が起こらずかろうじて10日に1回やる程度。家にいない時間の方が長いのに、ホコリは出てきます。「部屋をきれいにするぞ!」という誇りはあまりありません...
結果(複数回答可)、以下が上位を占めていました。
・便座掃除ウェットシート 64.9%
・取替シート付きワイパー 62.9%
・コロコロクリーナー 59.6%
・水だけで汚れが落ちるスポンジ 54.7%
大掃除のときのみ使うアイテムの上位は?
・重曹 14.6%
・水だけで汚れが落ちるスポンジ 10.3%
・クエン酸 7.9%
やはり、通常落としきれない汚れに対応するためのアイテムが登場するんですね。
ひとり暮らしするまで「重層」「クエン酸」の用途がよく分かっていませんでした。サプリメントの一種かなと思っていました...それくらいの存在でしかありませんでした。
重曹とは
ちなみに漢字は「重層」ではありませんので、お間違えのないように。
炭酸水素ナトリウム、重炭酸ソーダともいわれます。
野菜のあく抜きやふくらし粉などにも使われますが、掃除という面では以下の働きがあります。
・弱アルカリ性のため、油汚れ(酸性)を中和して落とす
・細かな粒子で構成され、研磨に有用
・臭いを中和して消す効果
・酢などの酸性物質と混ざることで発泡し、汚れを落とす
すごく働いてくれます。重曹という名前がごっついですが、万能選手です。
ただし、アルカリ性が強くはないためしつこい油汚れは苦手ですし、トイレのアンモニア臭は同じアルカリ性なので中和できず、消臭にはなりません...
クエン酸とは
かんきつ類、梅干しなどに多く含まれる「枸櫞(くえん)」が名前の由来です。
こちらも重曹と同じく白い粉末ですが、酸性です。主に掃除では以下の用途で活躍します。
・アルカリ性の汚れ(トイレの黄ばみ、水垢、せっけんのカスなど)を中和して落とす
・トイレのアンモニア臭を消す
・洗濯機内部の槽に沈着した炭酸カルシウムの除去
油汚れは同じ酸性であるため、落とすことができません...
両方を駆使して
酸性、アルカリ性の汚れやにおいを的確に判断し、粉を使いましょう!
ケースに入れて使う場合には必ずラベルを貼っておきましょう。
塩、砂糖、小麦粉などもあり、みんな白いのでどれがどれだかわからなくなってしまいます。色がついていると便利なんですけどね。でも青い重曹とか、赤いクエン酸とかなんか嫌ですね。掃除中にど派手な色があちこちあって落ち着かなそうです...