雪の重さは?

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1㎡あたり50~150㎏(新雪の場合)
 ~日本気象協会 「雪の重さを考える」(2012/2/9)より

新雪の場合、乾いているなら1㎡あたり50㎏、湿っているなら1㎡あたり100㎏以上の重量になるそうです。

卓球台の面積が約4㎡強なので、そこに400㎏の重さが載っていることに相当します。
2016年秋場所幕内力士の平均体重が約165㎏なので、2.5人分に相当します。
卓球台に関取が2.5人載ったら間違いなく崩れますね...

雪は何でできている?

氷と空気が合わさったもので、空気の含有率が大きいほど密度が小さく(軽く)なります。空気が氷に密閉されて通気性がなくなったものを氷といいます。

積雪の分類

積雪(積もった雪)は9つに分類されます。降り積もったばかりの新雪がだんだんと凍ってゆくことにより雪質が変化して(=密度が大きく、重くなって)いきます。

・新雪
・こしまり雪
・しまり雪
・ざらめ雪

(以下より500㎏/㎥より重くなります)

・こしもざらめ雪
・しもざらめ雪
・氷板
・表面霜
・クラスト

寒冷地で雪が屋根に積もったまま放っておくと、どんどんと雪がしまっていき密度が増しさらなる降雪も相まって重量が増えていくので非常に危険な状態となります。

この冬初めての雪が降っています...

この記事を書いているさなか、雪が降っています。月曜日の朝までには止んで、地面の雪もあらかた溶けていることを願います。

ちょうど1年前の冬の朝、車で出勤しようと駐車場に行くとフロントガラスが凍っていました。とりあえずエンジンをかけてワイパーを動かすと、氷が擦れて全然前が見えない。これでは運転できないので暖房を入れ、しばらく待った覚えがあります。

フロントガラスが凍ると困る

こんなことが続くとたまったものではないので、カー用品店で「解氷スプレー」を購入。翌日朝さっそく使ってみると、面白いようにフロントガラスに張った氷が溶けていきます。不思議ですよね、お湯をかけているわけでもないのに。

スプレーの成分である各種アルコールが凍る温度がマイナス数十度であるため、これらが氷に付着すると凝固点(水が氷になる温度)が0度より下がることになり、水になる(溶ける)とのことです。

フロントガラスに張っている氷に対して、「今の気温だとまだ水でなきゃいけないよ」と教えてあげるようなものでしょうか。

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