映画の字幕 1画面に表示される文字数

映画,字幕,吹替え

最長28文字
 ~映像翻訳.com 「字数制限」より

縦書きなら2行×10~11字=20~22字
横書きなら2行×13~14字=26~28字
が原則と言われています。

人が認識できるのは?

1秒で4文字といわれています。
これは翻訳者がいろいろな実験を繰り返した結果、フィルムの16コマで3文字というのが算定されました。1秒で24コマであることを考えると、1秒で4.5文字となり、若干の余裕を見て「1秒で4文字」というように結論付けられました。

日本で初めて字幕がついた映画は?

1931年に日本で公開された「モロッコ」です。今から85年前になるんですね。アカデミー賞4部門にノミネートされた名作です。

洋画は字幕、それとも吹き替えで観たい?

NTTコム リサーチによるアンケート(調査期間2014/5/23~2014/5/30、10代~70代の男女約2400名を対象)によると、実写の洋画は「字幕で観たい」が「吹き替えで観たい」を若干上回り52.6%との結果となっていました。

年代別で「字幕で見たい」と回答した割合をみてみると、

<男性>   <女性>
10代  30.9%  35.8%
20代  42.0%  49.7%
30代  45.5%  57.6%
40代  60.2%  59.6%
50代  55.2%  56.6%
60代  61.9%  71.1%
70代  47.7%  52.4%

男性より女性の方が字幕派が多く、60代では7割強が吹き替えより字幕で観たいと思っているとの結果でした。男女とも60代に比べて70代で字幕派の割合が大きく下がっているのは、おそらく視力が落ちてしまうので、耳で聴きたいというニーズのためだと思われます。

ちなみにアニメの洋画の場合は、上記の実写の洋画とは逆に、字幕でみたいと思う割合が全体の27.6%となっており、残りの7割強の人達が吹き替えで観たいという結果になっていました。

洋画の字幕のメリット、デメリット

メリットはやはり俳優の声がそのまま伝わり、演技とシンクロすることが挙げられます。私もこれがために洋画は必ず字幕で観ます。

デメリットは字幕の文字数の制限があるため、俳優が行ったセリフを文字ですべて表現しきれないということが挙げられると思います。確かに俳優がすごい長ゼリフを言っているのに、字幕ではあっさり終わってしまっていることがままあります。

字幕の場合はどうしても文字を目で追わないといけないのでそちらに気を取られ、映像自体の方を観ることがおろそかになってしまう場合があります。特に場面転換が多い場合や映像が細かく作りこまれているアニメなどの場合は顕著だといえます。

洋画の吹き替えのメリット、デメリット

メリットは、文字より話言葉の方がセリフに含まれている意図をより多く汲みあげて変換できるという点ではないでしょうか。文字を目で追う必要がないので映像に集中できるともいえます。

デメリットは、声優の声と演じている俳優にギャップを感じてしまうと、ストーリーが入ってこなくなるといったことがあるかもしれません。

最後に...

今度映画を観に行くときは吹き替え版をチョイスしようと思います。いつも字幕なので、ひょっとしたら新しい発見があるかもしれないですしね。

手許にボタンがあって、字幕と吹き替えを自由に切り替えられると便利なんですが...映画館では無理ですね。他の人も観ているので。

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