ひんやり度を示す指標は?

q-max

梅雨も明け、毎日暑くホントに寝苦しくなってしまいました。僕は暑さで夜必ず目が覚めてしまいます。クーラーつけっぱなしは体に悪いので、遠目から体に当たらないように扇風機を使っている次第です。

そこで重要になってくるのが、ベッドに敷くパッド。これがかなり夏場の睡眠には重要になってくるんですよね。

q-maxとは

冒頭で挙げたこの指標、詳しくは「接触冷湿感測定値」といわれますが、肌から生地への瞬間的な熱の移動量を測定したものです。数値が大きいほど、接触するとより冷たいと感じることができます。

人が生地に触れたときに、ヒャッとした冷たさを感じるのは、肌から生地へ熱が移動するためなんですね。この「熱の移動量の大きさ」を測定したのがこの指標なのです。

どのように測定されている?

敷きパッドのような寝具関連のものでは、室温20℃の部屋に置いた生地に40℃のセンサーを接触させたときの瞬間的な熱の移動量を測定するのが一般的です。

q-maxが0.2(W/c㎡)以上となったものが「接触冷感」を感じる目安とされています。ネットショッピングのサイトなどで商品を見てみると、この数値が0.4だとか0.5というのを大々的にアピールしているものがあります。0.2のものに比べるとやはり値段は高くなっていました。

ひんやりの目安

あくまで参考程度に考えていただきたいのですが、僕がひんやり敷きパッドを何枚も購入して使った経験上、q-maxが0.3以上ならまあまあのひんやり感、0.4以上ならかなりひんやりを感じられると思います。それなので0.2だとちょっと物足りなさを感じてしまうかもしれませんね。

永続はしない

ただし、このひんやり感は触れてしばらくは味わうことができますが、ずっとは続きません。肌からの熱が生地に浸透し温かくなってしまいます。それですので、寝返りを打って、ひんやりした所にポジショニングを変えればまた冷たさが味わえます。

そして人の寝汗は200~300ml。特に暑い熱帯夜はその倍もかくといわれています。汗が敷きパッドに吸収されてしまうと当然冷却効果は薄れてしまうので注意が必要です。

怪談でゾッとすれば...

夏といえば、怪談。寝る前に怖い話を聞いたり、怖い映画を観ればきっと背筋がひんやりとして寝苦しい夜も乗り切れるかも...と思いましたが、残念ながら怖くて逆に寝られなくなりますね。
やっぱり涼しいところに引っ越したいなと思う今日この頃です。

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