12名対12名
~日本ドッジボール協会公式ルールより
かれこれ30年ほど前、小学校のころは体育の授業でも、遊びでもよくやりました。
中学校に入って以降は全くやっていません...
公式ルールによると1チーム12名が出場して試合をするとのことです。
小学校の頃はクラスを半分づつに分けてやっていたので、20名対20名の割と大人数でやっていたことになります。
公式ルールでは...
平成3年に日本ドッジボール協会が設立され、平成21年に財団法人化されました。
同協会により制定されたルールによると...
【自陣のコートサイズ(内野部分)】
・小学生男女、中学生女子
10メートル×10メートル
・中学生男子、高校生・一般女子
11メートル×11メートル
・高校生・一般男子
12メートル×12メートル
【主なファール(反則)】
・ボールを投げる、取るときにラインを踏む
・内野同士、外野同士のパス
・パスを5回以上回す
・ボールを取ってから5秒を超えて保持している
・相手の頭、顔にボールを当てる
このように定められています。
公式ルールに従うと、僕たちが小学校時代にプレイしていたやり方だとほとんどファールになって相手ボールになりますね。ラインを踏むのはOKだったし、ボールをとった子が別の子に渡して投げさせたり、結構長い時間ボールを投げずに持っていたりしました...
ローカルルールがありました...
体育の授業のときは先生が審判だったので、割としっかりと試合がされていましたが、休み時間に仲間内だけでやると色々なルールを勝手に作って遊んでいました。
例えば、
・1人2回までボールが当たってもOK
・人数が少ない方のチームのコートをやや広めにする
・自陣のコートが正方形ではなく、三角形
・チームで一番強い人は利き腕とは逆の腕でしか投げてはいけない
・チーム内で王様をひとり決めて、相手チームの王様にボールを当てれば勝ち
・ボールに当たらず、自陣コート内をグルグルと20周回れれば5回までボールにあたっても大丈夫になる
今思い出すだけでも、相当変なルールを作ってやっていました。
最初は、両チームの人数差、実力差をなくすためにいろいろと考えてやっていましたが、だんだんとエスカレートしていった感じでした...
自チームが勝つためにいろいろと考えてなおかつ相手チームと交渉し納得させたりするということを学べたと思っています。ビジネスで役に立っているかは疑問ですが。
ドッジボールの歴史
発祥の地は英国という説であり、日本では大正2年(1913年)に公布された「学校体操教授要項」の中に遊戯として掲載されました。
その後、大正6年(1917年)に四角いコートが導入されましたが、このころはまだ「方形デッドボール」という名前でした。大正15年(1926年)に名前が「ドッジボール」となり、ルールも徐々に変わりながら現在に至っています。
日本ではもう100年くらいも子供を中心として親しまれている遊戯なんですね。
ちなみに英語で「ドッジ」とは「身をかわす」という意味があるため、このように名付けられたとのことです。
最近は...
公園でドッジボールをやっている光景を見かけたことがないですね。そもそも球技が禁止されている公園が増えたからなのかもしれません。
逆にベンチで携帯ゲームをやっている子供たちを見かけることが多くなってきました。時代なのでしょうか。ひょっとしてドッジボールのゲームをやっているのかもしれませんね。もしそうなら外でドッジボールやっていることに違いないですが...