アカデミー賞 歴代最多ノミネート作品「ラ・ラ・ランド」

『タイタニック』1997年、『イブの総て』1950年に並んでアカデミー賞14ノミネートの記録を作りました。

3回観ましたが、ホントに良かったです!映画館で観たかったなーと後悔しています。

(以下本文中の画像はamazon、楽天アフィリエイトのものを使用しています)

受賞歴

第74回 ゴールデン・グローブ賞
 7部門受賞(7部門ノミネート)

第70回 英国アカデミー賞
 6部門受賞(11部門ノミネート)

第89回アカデミー賞
 6部門受賞(13部門、14ノミネート)

監督

デミアン・チャゼル
(1985年1月19日生まれ)

・「ラ・ラ・ランド」にて史上最年少となる32歳で第89回アカデミー監督賞を受賞

・「セッション」にて第87回アカデミー賞の作品賞、脚色賞を含む5部門にノミネートされ、3部門を受賞

キャスト

セバスチャン(ライアン・ゴズリング)

ミア(エマ・ストーン)

キース(ジョン・レジェンド)…セバスチャンのバンドメンバー
ローラ(ローズマリー・デウィット)…セバスチャンの姉
トレイシー (キャリー・ヘルナンデス)…ミアのルームメイト
アレクシス (ジェシカ・ロース)…ミアのルームメイト
ケイトリン(ソノヤ・ミズノ)…ミアのルームメイト
グレッグ (フィン・ウィットロック)…ミアのボーイフレンド
デヴィッド(トム・エヴェレット・スコット)…5年後のミアの夫
ビル(J・K・シモンズ)…レストラン支配人

ストーリー

以下、自分の備忘録も兼ねて詳しめのあらすじを書いております。ネタバレになりますので、内容を知りたくない方は読まないようご注意ください。

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1.冬

高速道路で長い渋滞。とある女性が車から出て歌い始める。それにつられてみな次々と車外に飛び出し、車の上に飛び乗ったりして歌いながらダンスを踊る。

ひとしきり歌い、踊り終わった後、何事もなかったかのようにみな車に戻り、渋滞が動き始める。バイト先に向かう途中のミアは車中で映画のオーディションのセリフを練習しており、前の車が動き出したのに気づかず止まったまま。

後ろの車に乗っていたセバスチャンは派手にクラクションを鳴らし、隣の車線からミアの車を追い越しざま2人は目が合う【初めての出会い】。

ミアは映画製作会社ワーナー・ブラザーズのスタジオ内のカフェでバイトをしている。その店にやってくる女優を目の当たりにして、いつか自分も映画女優になりたいと思い、オーディションを受け続けている。その日に受けたオーディションは面接官にまともに相手にしてもらえずあえなく不合格。

帰宅後、同じく女優を目指しているルームメイトの3人に誘われ、ハリウッド関係者が集まるパーティに出かける。特に収穫もなく、路駐していた車もレッカーされてしまった。やむなく歩いて帰宅するさなか、ピアノの音色に誘われジャズバーにふらっと入っていく。

一方、高速道路の渋滞を抜けたセバスチャン。帰宅途中に通りかかった行きつけのジャズクラブが閉店してしまったことを知る。帰宅すると部屋には姉が勝手に上がりこんでおり、定職につき身を固めろとひとしきりお説教される。

夜、レストランでピアノ演奏するセバスチャン。支配人がセレクトした曲だけを弾くよう強く言われていたため最初はそれに従っていたものの、結局逆らって自作の曲を弾いてしまった。それを聴いていた客のひとりがミアだった。しかし約束を破ったセバスチャンは支配人から即刻クビを宣告される。店を飛び出していくセバスチャンはミアに声を掛けられるも、肩をぶつけてそのまま立ち去ってしまう。折しも今日はクリスマスだった【2回目の出会い】。

2.春

ミアは相変わらずオーディションを受け続ける日々。とある日、パーティに参加すると余興で曲を演奏しているコピーバンドのキーボードがセバスチャンであることに気づく【3回目の出会い】。ミアはバンドに曲のリクエストしたので、セバスチャンは彼女の存在に気づく。演奏の合間にセバスチャンはミアに声をかけ、ジャズバーでの件を謝罪しお互い自己紹介する。ミアは脚本家の男にしつこく話しかけられていた。その場を逃げ出そうと、運良く通りかかったセバスチャンに声を掛け一緒にパーティ会場を出た。

駐車場に向かう途中、街を見下ろせる場所で夜景を見ながら歌とダンスを楽しむ。盛り上がってきたところで、ミアのボーイフレンドのグレッグから電話がかかってきてしまいそのままお開き。

後日、ミアに会うためバイト先のカフェにセバスチャンがやってくる。バイト後に二人でスタジオ近辺を散歩しながら話をし徐々に打ち解けていく。ジャズが好きではないと言うミアをジャズバーに連れていきジャズの良さそして自分の夢を熱く語っていたさなか、ミアのもとに、ある青春ドラマのオーディションの1次審査合格連絡の電話があった。セバスチャンはそのドラマの参考になる映画があるので一緒に観に行こうと次の月曜日の夜にミアをデートに誘う。

月曜日、ミアは喜び勇んでオーディションを受けるものの、審査らしい審査をしてもらえず不合格になる。夜、帰宅してすぐグレッグがやってきた。グレッグとその兄と食事に行く約束をすっかり忘れていたミア。食事中もセバスチャンのことが気になり、途中でその場を抜け出して彼の待つ映画館へ向かった。

映画はすでに始まっていたが何とか間に合った。二人は良い雰囲気になってキスをしようとした瞬間、映写機が故障し館内が明るくなり、上映は途中で中止となってしまった。画面は「グリフィス天文台」のシーンだった。二人はその足で実際にグリフィス天文台へ向かい、館内で幻想的なデートをした【初めてのキス】。

3.夏

二人は交際を初めていた。セバスチャンの勧めもありミアは一人芝居の舞台を自ら企画し、実現に向けて進み出していた。
デートで行ったジャズバーでセバスチャンは昔のジャズバンド仲間のキースからバンド入りを誘われるも断る。

セバスチャンはいつか自分のジャズバーを開きたいとミアに夢を語り、一晩を共に過ごした。翌朝、ミアと母親の電話での会話(母親がセバスチャンの経済面を心配しているような内容)をたまたま聞いてしまったセバスチャン。昨日断ったキースのバンドに入ることを決めた。セバスチャンの求めるジャズとは方向性が異なっていたが、お金を稼ぐためと割り切った。

ミアはセバスチャンが加入したバンドのライブに足を運んだものの、古き良きジャズとは正反対の若者向けの曲を演奏しているセバスチャンの姿に戸惑いを覚える。

4.秋

ミアは一人芝居の最終準備段階にあった。セバスチャンはバンドのツアーに入ってしまい忙しい時期であったが、ミアと久々に家で食事をとる時間ができた。

セバスチャンは二人の時間を増やしたいため、ミアにツアーに同行して欲しいと言ったが、一人芝居の舞台が2週間後に迫っていたので断った。ツアー終了後もバンド活動を続けることに対して、ミアはそれが本当にやりたいことなのか、本当に満足しているのかと投げかける。夢を追い続けて欲しいと願っているミアに対して「君は優越感のために不遇の俺を愛した」と悪態をついてしまうセバスチャン。傷ついたミアは泣いて飛び出していった。

一人芝居の舞台当日、観客はほとんど入らず、しかも終演後悪口が聞こえてきたため完全に打ちのめされてしまったミア。セバスチャンはバンドの写真撮影が入ってしまい、会場についたときにはすでに舞台は終わっていた。セバスチャンが止めたが、傷心のミアは実家に帰ってしまった。

後日、セバスチャンに電話がかかってきた。ミアの一人芝居を観てその演技を評価した配役事務所の担当者からだったが、ミアに映画のオーディションを受けてほしいと伝えてくれとのことだった。ミアの携帯電話がつながらないため、セバスチャンは実家を探し出し、嫌がるのを説得して連れて行きなんとかオーディションを受けさせた。

オーディション後、二人の今後を話し合った。お互いの夢に向かって邁進するため、二人の関係をいったん様子見にしようと決めた。

5.5年後の冬

ミアはオーディションに合格後、ハリウッド女優として活躍し、セバスチャンとは別の男性と結婚し子供も生まれていた。一方でセバスチャンも自分の夢だったジャズバーを開いていた。

ある日、ミアは夫と二人で外食を済ませ、車に乗り込もうとしたところにジャズが聞こえてきた。店内に入ってみるとセバスチャンがピアノを演奏するところであった。客席のミアに気づいたセバスチャンは少し間を空けた後、二人の思い出の曲を演奏した(空想シーンが流れる)。

演奏後、店を出る直前にミアは振り返りセバスチャンを見る。視線が合う二人。お互い笑みを浮かべ、セバスチャンが軽くうなづく。そしてピアノの方に向き直り、もう一度軽くうなづき次の曲を演奏するのであった。

名言

「俺の人生まだノックダウンじゃない。今はロープ際で相手に打たせてるだけ。いまに巻き返すさ、消耗作戦だ(セバスチャン)」

「この街は何でも金だ、本当の価値はそっちのけ(セバスチャン)」

「革命を起こすなら伝統に固執するな、過去にしがみつくなよ、ジャズは未来だ(キース)」

「人は情熱に心を動かされる(ミア)」

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