柿の種(6袋パック、200g)/亀田製菓
~POSデータ分析サービス「NPI Report」(期間:2016/8/8~8/14) POSデータによる売上ランキングより
以下が順位になります。
2位 焼菓子饅頭ミックス(5個)/ヤマザキ
3位 じゃがりこサラダ(60g)/カルビー
4位 ビッグバッグうすしお味(170g)/カルビー
5位 カップ水ようかん(14個)/井村屋
6位 カップ水ようかんC-10/井村屋
7位 串だんご たれ(3本)/ヤマザキ
8位 甘納豆小袋(235g)/でん六
9位 カントリーマアムバニラココア(20枚)/不二家
10位 お盆だんご
お盆時期の調査であるため、お供えものや帰省した家族向けの感じも見受けられますが、このような結果となっています。小分けにして食べやすいものが選ばれているような気がします。
柿の種という名前
おつまみの定番で、小腹がすいたときについつい手を出してしまう柿の種。そもそもなぜこんな名前がついているのでしょうか。
大正時代、新潟県にある浪花屋製菓の創業者の今井與三郎さんが、小さいあられを作るための金型の筒を誤って踏んづけてしまい、形がもとに戻らぬままの金型の筒を使用しできあがったあられを見た得意先の人が「これは柿の種に似ている」と言ったことにより命名されたとのことです。
もしそのとき、これは唐辛子に似ていると言われていたら名前も変わっていたことでしょう。ゴロの良さではやはり柿の種で良かったといえます...
ちなみに柿の種が商品化されたのは1924年(大正13年)だといわれています。もう100年近い歴史があるのですね。
なぜ一緒にピーナッツが入っているの?
ピーナッツ入りの柿の種は柿ピーと呼ばれていますよね。むしろこちらの方がメジャーなような気もしますが、そもそもなぜピーナッツと組み合わされたのでしょうか。
少し辛い味付けにしてある柿の種。この辛さをピーナッツに含まれる油分が和らげてくれるからという話です。
確かに子供のころ辛すぎてなかなか柿の種が食べられず、ピーナッツだけがなくなってしまったことがよくありましたが、ちゃんと意味があって本来は交互に食べるべきものだったんですね。納得ですが、あきらかにピーナッツの量が少なすぎた記憶があります...
柿の種自体が激辛のものもあるらしいですが、ピーナッツで辛さを中和できるのか心配です。激辛柿の種1に対してピーナッツが9だったら、その商品自体本末転倒になってしまいますもんね。
気になるカロリー
冒頭で挙げた柿の種1袋あたりは157kcal。
みたらしだんごやフランクフルトが1本で160~170kcalなので、ほぼそれと同等になります。
ナトリウムが160mg含まれているのが特徴です。血圧を調整したり栄養素を体内で運んだりする働きがあります。ナトリウムの1日当たりの最低必要量は600mg、食塩に換算すると1.5gといわれています。
食塩はともすれば過剰摂取となりがちなことを考えれば、柿の種の食べすぎはカロリーよりむしろナトリウム量が気にされるべきと思われますので、食べすぎには注意しましょうね!